4月の聖書の言葉
子供たちをわたしのところに来させなさい (マルコによる福音書11章14節)
保護者のみなさま、お子様の入園・進級おめでとうございます。今年度も入園式は新入園児と保護者のみで行い、進級式は始業礼拝の中で行わせていただきました。子どもたち一人一人が「自分は大切にされている」ということを感じることができるよう、教職員一同が祈り、励んでまいります。申しおくれましたが、園長の山田原野(げんや)です。何かと不十分な点があるかと思いますが、一生懸命つとめてまいりますので、ご協力のほどお願いいいたします。
多くのキリスト教主義の園では、巻頭に園長の聖書の話が載りますが、こちらの方も1年間お願いいたします。
霊泉幼稚園も加盟しているキリスト教保育連盟から与えられた年主題が「ともにつむぎだす~希望の中で~」です。そして、年度のはじまりの4月には「子供たちをわたしのところに来させなさい。」が与えられました。
イエス様は子どもたちを招き入れました。これが、まさしく理想的なあり方なんだとお教えになりました。しかし、現実には子どもが入ってはいけない場所がありますし、子どもがやってはいけないことがたくさんあります。この言葉は時に大人を戸惑わせるかもしれません。けれども、イエス様が祝福した存在として子どもたちひとりひとりをまずは受け止める、希望の存在としてとらえる、というのがキリスト教保育の出発点です。「ともにつむぎだす」の「ともに」の中に子どもたちが含まれています。保護者のみなさまも含まれています。1年間、よろしくお願いいたします。
園長 山田原野