「めぐフェス」がいよいよ来週に近づいてきました。
①園庭での遊びが「めぐフェス」に繋がっていく、②子ども主体~結果よりもプロセス~、③親子参加型、の3点を大切にしたいと願っています。
勝ち負けや、保護者からの見た目よりも、子どもたち一人一人が身体と心を名一杯動かして楽しむこと、そしてめぐフェス当日に至るまでの日々を練習・練習で過ごすのではなく、「ミニめぐフェス」を遊びの中に取り入れていきたいと願っています。
これらを確認しつつ先生たちで話し合った際、「紅白リレー」をどうするかが最後の課題でした。はっきりと勝ち負けが出る種目ですし、負けて悔しくて涙する子どももいるかもしれません。それでもあえて残そうと話し合いました。
なぜなら、リレーは個人種目ではなく団体種目であり、一人の力で成し遂げられることではありません。また、めぐフェスでは、リレーで走る順番をきりんさんは自分達で話し合って決めます。さらに、リレーも回を重ねる事に、ルールも曖昧だったうさぎさんたちがどんどん上手になり、目に見えて速くなるのが感じられます。つまりリレーは、試行錯誤が一杯詰まったルールのある豊かな協同遊びなのです。
今年のきりんさんは、ひかり組とにじ組で人数差があります。そのことを、きりんさんがサークルタイムで話し合った結果、ひかり・にじを混ぜてグループ分けすることになったと聞き驚き、嬉しかったです!しかもグループ分けも、よく練られていることに、さらに驚きました。ぜひ、おうちえんをご覧下さい。
「ひとりよりもふたりが良い」という聖書の知恵。わたし達大人よりも、子どもたちの方がずっとずっとよく分かっているんだと、気付かされる日々です。
保護者の皆さんは、ついつい自分の子どもを、他の子と比べてしまうのではないでしょうか。けれども、この1年で、子どもたち一人一人が大きく成長しています。どうか保護者の皆さんには、「天才」である我が子の「育ち」に何よりも目を注いでほしいと願っています。