きりんさんたちが礼拝堂で、卒園式で歌う曲を練習していました。今年のきりんさんは歌が大好きで、讃美歌も大きな声で歌ってくれます。神さまもきっと喜んでおられます。
きりんさんタイムでは、この一年間「サークルタイム」を重ねてきました。特に三学期に入ってからは、「卒園式で何をするのか?何を歌うのか?どんな気持ちを伝えたいのか?」について話し合ってきました。
以前は慣例に沿った形で、園長と担任で卒園式の内容を決めていたのですが、ここ数年はまず子どもたちの思いに耳を傾けることから始めるようにしています。形になるまでに時間がかかりますが、子どもたち自らが話し合って決めたことの方が、より積極的に取り組むことが出来ています。子どもたちが有能な存在であること、可能性が一杯あって、わたし達大人は種が花開くように温かく関わり続けることの大切さを、特に今年のきりんさんから学ばされています。
そんなサークルタイムの中で、「卒園式でありがとうの気持ちを伝えたい!」と子どもたちが言ってくれたと菜美子先生から聞いて、とても驚きかつ嬉しくなりました。荒尾めぐみ幼稚園での園生活を通して出会ってほしい言葉をあえて一言で表現したら、まさに「ありがとう」に尽きるからです。
荒尾めぐみ幼稚園に入園してくれてありがとう。
今日も登園してきてくれてありがとう。
一杯遊んでくれてありがとう。
礼拝・読み聞かせに参加してくれてありがとう。
お手伝いをしてくれてありがとう。
お友達のことを気遣ってくれてありがとう。
生まれてきてくれてありがとう。
きりんさん14名と出会えて本当に嬉しかったよ。ありがとう。
一人ひとりのことを、お祈りしています。神さまはいつも一緒にいて下さるから大丈夫。 いってらっしゃい!