神さま。 もっとよい私にしてください。
子どもの言うことをよく聞いてやり、心の疑問に親切に答え、子どもをよく理解する私にしてください。
理由なく子どもの心を傷つけることのないようにお助けください。子どもの失敗を笑ったり怒ったりせず、子どもの小さい間違いには目を閉じて、良いところを見させてください。
良いところを心からほめてやり、伸ばしてやることができますように。
大人の判断や習慣で子どもをしばることのないよう、子どもが自分で判断し自分で正しく行動していけるよう、導く智恵をお与えください。
感情的にしかるのではなく、正しく注意してやれますように。
道理にかなった希望はできるかぎりかなえてやり、子どものためにならないことはやめさせることができますように。
どうぞ意地悪な気持ちを取り去ってください。
不平を言わないように助けてください。
こちらが間違った時にはきちんとあやまる勇気を与えてください。いつも穏やかな広い心をお与えください。
子どもといっしょに成長させてください。子どもが心から私を尊敬し慕うことができるよう、子どもの愛と信頼にふさわしい者としてください。
子どもも私も神さまに生かされ、愛されていることを知り、他の人々の祝福となることができますように。
昨年も紹介した、Garry C. Myersという教育者が書いた「親の祈り」です。読むたびに中々出来ていない自分自身に気付かされます。
イエスさまは、当時軽んじられていた子どもたちを、あえて招き、抱き上げました。それを見て、まわりの弟子たちや、大人たちは驚きます。けれどもそれは、子どもたち一人ひとりを神さまはかけがいのない<いのち>としていることを教えています。2023年度、「親の祈り」を胸に、一緒に歩んでいきたいと願っています。