神さま。もっとよい私にしてください。
子どもの言うことをよく聞いてやり、心の疑問に親切に答え、子どもをよく理解する私にしてください。
理由なく子どもの心を傷つけることのないようにお助けください。子どもの失敗を笑ったり怒ったりせず、子どもの小さい間違いには目を閉じて、良いところを見させてください。
良いところを心からほめてやり、伸ばしてやることができますように。
大人の判断や習慣で子どもをしばることのないよう、子どもが自分で判断し自分で正しく行動していけるよう、導く智恵をお与えください。
感情的にしかるのではなく、正しく注意してやれますように。
道理にかなった希望はできるかぎりかなえてやり、子どものためにならないことはやめさせることができますように。
どうぞ意地悪な気持ちを取り去ってください。
不平を言わないように助けてください。
こちらが間違った時にはきちんとあやまる勇気を与えてください。いつも穏やかな広い心をお与えください。
子どもといっしょに成長させてください。子どもが心から私を尊敬し慕うことができるよう、子どもの愛と信頼にふさわしい者としてください。
子どもも私も神さまに生かされ、愛されていることを知り、他の人々の祝福となることができますように。
キリスト教園で大切にされている、「親の祈り」を読み、中々出来ていない自分自身に気付かされました。
この詩はGarry C. Myersという教育者が書かれ、世界に広がりました。わたしたち親には、完璧な人間はどこにもいません。それぞれが欠けを持ち、時に子どもに十分に応えることが出来ない存在です。けれども、だからこそ神さまに祈り、祝福となるような歩みを願いたいと思います。
2022年度も、荒尾めぐみ幼稚園では、その歩みのお手伝いをさせていただきたいと願っています。