いよいよ明後日はきりん・うさぎ・りす組のクリスマス会です。
ページェントの劇遊びも、日を追うごとに声も心も深まって来ていると、私だけでなく担任の先生たちもみんな感じています。
私が荒尾教会・荒尾めぐみ幼稚園に遣わされて5回目のページェント。5年前に驚いたのは、ページェントで役を固定せず、日々やりたい役に挑戦していく姿でした。今年も一つとして同じものはありませんし、毎回、驚きと喜びがあります。
Aさんが天使ガブリエルに、Bさんが博士たちを導く星に、Cさんがマリアに挑戦する姿・・・。それぞれが心を込めて一生懸命挑戦する姿に、感動しました。そのどれもが私には意外でした。なぜなら、きっと普段どおりの園生活だけだったら、子どもたちに、こういった願いがあることに気づかなかったからです。
そうです。子どもたち一人ひとりには、挑戦したい気持ちが備わっているのです。子ども自らに育つ力があるのです。
どうも私たち大人は、その「芽」に気付いていないことが多いのではないでしょうか。私自身、今回反省させられました。
そう考えると、クリスマス会やイヴ礼拝のページェントだけが「本番」ではありません。毎回のページェントが「本番」であり「遊び」であり、かけがえのないひと時です。神さまはその一つ一つをきっと喜んで下さっているはずです。
クリスマス会が祝福あふれたものとなることをお祈りしましょう。
きりん・うさぎ・りす組の各ご家庭にお願いです。
・ぜひ子どもたちとページェントや劇あそびのことについて話しを聞く時間を作ってください。
・いっぱい「頑張り」をほめてあげて下さい。
・劇遊びの主役は「わたし」であり「一人ひとり」であること。「挑戦する」大切さを伝えてあげて下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。