いよいよ土曜日にはバザーが予定されています。めぐサポ役員や実行委員の方たちを中心に、日々丁寧な準備がなされており、心より感謝です。
今回のバザーには、「子どものお店」が出店します。そのために子どもたちが、色々と準備している姿を見て、「ミニ屋台」の制作を思いつきました。環境構成の学びの中で、他園の実践例からめぐみ幼稚園でも作ってみたいと思っていたのです。Good Fathersに呼びかけて、無事作ることが出来ました。子どもたちが早速ごっこ遊びを始めています。
今回は「あえて」屋根に乗ることも想定して作りました。大人3人が乗ってみて、安全を確認しました。けれども、梯子などは、わざとつけていません。角度を含めて、かなり「身体のバランス」や「踏ん張る力」などが必要です。「挑戦できる遊具」になっています。
保育者・保護者は「挑戦を邪魔をしない」ために、次の点を確認しましょう。
①手助けしない。自分で登れるようになるまで待つ。
→ 危険察知能力が育たない状態で屋根に乗ると危険です。登れない子が、登りたいと頼んできますが、その時は「自分で登れる子だけが登るんだよ」と教えてあげて下さい。決して手助けはしないで下さい。
②「がんばれ」ではなく「見守る」。
→ 挑戦しようかと悩み、今はやめようと子どもが判断したまさにその時に、大人から「がんばれ」と声をかけられ、無理な挑戦をしてしまい怪我をすることがあります。子どもは自分で挑戦する時を決めることが出来ます。どうしようと「葛藤」することも大切です。子どもを信じて見守りましょう。
(参考:木村歩美・井上寿著『子どもが自ら育つ 園庭整備』)
安全を確保しつつ、子どもたちが心と身体を一杯動かして、挑戦できる環境づくりを一歩ずつ進めていきましょう。