若い人が教会を支える?

北海教区で長く財務の責任を担ってきた方が、「今の若い人たちから見れば『年金暮らし』はとても恵まれている。少なくとも数年先まで毎月一定額の現金収入が確実にあるのだから」と言ったことばが忘れられない。公務員としてずっと福祉を担当してこられた方だけにシビアな重みがある。

9月の教団新報で久世そらち牧師(札幌北部教会・教団副議長)が綴っていた言葉です。皆さんは、どのような「若い人」像を抱いているでしょうか?

いま2.7人に1人は非正規雇用と言われています。年金制度自体も今後どうなっていくのか見通しがつかない状況です。たとえ年金をもらえたとしても、このような状況では、十分な生活を保証するだけのものを、「若い人」の多くはもらえません。

久世先生はこのような状況の中で、「若い人たちが教会を支える」というイメージは現状にそぐわないこと、むしろ「高齢者が若者を支え、若者が希望を見出すような、教会共同体を形成」することが肝要だと語ります。

この荒尾の地においても、「若い人」を取り巻く環境は不安定です。共働き世帯は増え続け、労働時間も増え続け、格差が広がり、それぞれの家庭に中々ゆとりや余裕がなくなって来ています。 荒尾めぐみ幼稚園の働きには、子育てへのサポートを通して、教会が若い世代を支えていくという使命があります。と同時に、荒尾教会の礼拝共同体が、この不安定な格差社会を生きる「若い人」たちを祈り・支えるものになっていきたいと願っています。 (有明海のほとり便り no.129)

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