宣教する教会

遠くフィリピンよりShall Gapongle牧師が荒尾教会そして九州教区のために来て下さいました。荒尾教会72年間の歩みの中で、フィリピン合同教会の牧師の説教を聴く機会はおそらく初めてではないでしょうか。神さまに、そしてGapongle先生を派遣して下さった教会に、ご家族に、心からの感謝を捧げます。

先生は先住民族の出身です。礼拝出席約20名の教会に仕えつつ、同時に山岳地帯の他の先住民族の村々を粘り強く訪問し、信頼関係を構築し、そして村人たちと教会を立ち上げています。先生が九州教区の牧師向けに作成した資料の中で次のように言われています。

神学校を卒業したての多くの牧師は、より良い給料と便利さを求めて、大きな町や大規模な教会に赴任することを望みます。でも私の牧会姿勢はそれとは異なり、いつも小さな教会に赴任してきました。〈中略〉牧師が宣教活動をなしていくために十分に支えていける教会ではありません。しかし小さな教会であっても、集う信徒が心から信仰に生き、忠実に主に献げるなら、牧師の生活を支えることも、宣教と福音伝道のための活動を行うこともできるでしょう。〈中略〉宣教は止まることなく続けられなければなりません。〈中略〉宣教しない教会は既に死んでいるのです。宣教をしない教会は、存在しない教会のようなものではないでしょうか。

優しさがにじみ出ている先生の所には、言葉が通じなくとも子どもたちがすぐに集まってきました。そんなGapongle先生から発せられるこの鋭い指針を、まさに一つの小さな荒尾教会として受け止め、私たちの宣教のあり方を振り返り、造り上げていく時としましょう。 (有明海のほとり便り no.97)

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