水口教会でのカキデン

この暑い最中、牧師館で礼拝準備をしていると、ふと思い出す光景があります。

神学校では、大体2年目か3年目の夏休み期間中に、夏期伝道実習(通称カキデン)として全国の教会へと旅立ちます。私の実習先は、滋賀県にある水口(みなくち)教会、そして附帯する水口幼稚園でした。教会堂はヴォーリズ建築(1930年)で、登録有形文化財。歴史ある教会堂の中に、一段上がって和室(今では珍しい)の集会室があり、そこで5週間寝泊まりをしました。実習中に5回日曜日がありましたが、何と4回の礼拝を担当させていただきました(一般的にここまで任せることはありません;)。

主任のT牧師には、信徒の方からの相談や、教区の様々な委員会・行事にも、必ず私を同席させて下さいました。幼稚園でもキャンプや延長保育、雑用などをアルバイトとして下さり、金銭的にも支えて下さいました。2週間を過ぎたあたりで、T牧師は夏期休暇へ。その間は、一人で電話番から週報作成、畑仕事、礼拝準備、野宿者支援と充実した時を過ごしました。その頃、教会に送った手紙を見つけました。

子どもたちも非常に喜んで遊んでいます。そのような幼稚園の姿勢に、キリスト教保育のおもしろさを実感している日々です。

もう8年前のことですが、自分自身の一つのモデルとして水口教会・水口幼稚園があることに気付かされます。神さまは不思議な導きで荒尾教会・荒尾めぐみ幼稚園へと遣わせて下さいました。あのカキデンで感じた「おもしろさ」を今また噛み締めていきたいと願っています。

(有明海のほとり便り no.73)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です