何よりもアタッチメントを大切にしたいと願っています。
アタッチメントはよく「愛着」と訳されています。「愛情」とは違います。また、単なる「スキンシップ」とも違います。アタッチメントとは、子どもが不安な時、感情が崩れた時に、帰れる避難所・安心基地のことです(裏面参照)。
乳児(0歳児)の時は、アタッチメントはまず特定の大人とくっつくこと、抱きしめてもらうことから始まっていきます。家庭なら保護者の方たち、荒尾めぐみのらっこ組なら、担当の先生とアタッチメントを育んでいきます。
このアタッチメントが育まれていく時、段々離れて遊べることが出来るようになります。しかしそこで何かに直面し不安を覚えた時に、泣いて安心基地である大人のところへと戻っていきます。そこで、元気(心の栄養)を蓄えて、また離れていくことが出来るようになるのです。大きくなってからもアタッチメントは必要です。抱きしめなくとも、温かい眼差しだけで回復するようになることもアタッチメントです。
乳幼児の育ちには、この「安心」と「挑戦」の繰り返しが大切であり、生涯の最初に身につけておくべき「心の土台」となるものです。
もし、乳幼児期にアタッチメントが与えられなかったら、自己信頼・他者信頼に大きな傷を負ってしまいます。
自分は人から無条件的に受け入れてもらえる、その価値があるという「自己信頼」。この自己信頼があるから、内発的動機づけ(やってみよう!)・自己効力感(やれば出来る!)が育っていきます。
他の人は「助けて!」といえば、ちゃんと助けてくれる、信じていいという「他者信頼」。この他者信頼があるから、コミュニケーション・共感性や思いやり・協調性が育っていきます。
これほどまでにアタッチメントは育ちにとって重要な土台なのです。
神さまの愛という最もしっかりとしたアタッチメントの土台に支えられつつ、「陽だまり」のような園生活を過ごしていきたいと願っています。




