きりんさんと一緒に洗足礼拝を行いました。
2000年前のパレスチナでは、サンダルで過ごすのが当たり前でした。家に帰ったら、砂埃で真っ黒になった足をまず洗うことが習慣でした。主人の足を洗うのは召使や奴隷たちです。けれども、イエスさまはあえて弟子たちの汚れた足を洗いました。弟子たちは驚き止めさせようとしましたが、イエスさまは丁寧に洗い続けたのです。このようにして、神さまの愛は、人に仕える愛であることを教えられたのです。
このイエスさまのことを覚えて、今日はわたしと菜美子先生で、きりんさん一人ひとりの足を洗いました。
「おうちのお風呂みたい」、「あったかい」、中には「みかん風呂みたい」という声も(!)。実は、今日のためにある保護者さんから乳香(アロマ)をいただいき、数滴垂らしたのです。
今日わたしがしたイエスさまのお話は、もしかすると忘れてしまうかもしれません。けれども、足を温かく洗った時の感覚や思い、そしてこの礼拝の光景が、記憶の片隅に残っていたらと願っています。
今月の讃美歌を大きな声で歌うきりんさんの姿を見て、ここまでの育ちを思い、思わず涙が出ました。
♪…だから空 あおいで
「神さま」とひとこと
祈ってごらんよ わかるから
小川のほとりでも 人ごみの中でも
広い世界の どこにいても
本当の神さまは いまも生きておられ
お祈りに答えてくださる♪
一人ひとりのことを、お祈りしています。神さまはいつも一緒にいて下さるから大丈夫。 いってらっしゃい!