3月が近づく中で、今年度の保育を振り返りつつ、次年度に向けて歩んでいますが、あれもこれも至らなかった面が多々あったと反省しきりです…。
けれども、クラス参観の時に保護者懇談で取り上げたストレングス視点(!)で、行事ではめぐフェス・バザール・クリスマス会に子どもたちが楽しく取り組むことが出来たこと、室内・園庭の保育環境も、保護者の方々や木村歩美先生(おおぞら教育研究所)のお陰で一歩も二歩も進めることが出来たことを感謝しております。特に今年度はGood Fathers Dayだけでなく、ママたちによるGood Mothers Day(バザール準備)があったりと、コロナの影響が小さくなったこともあり、保護者の参加を随所でいただきました。保育方針である「保護者と子育てのパートナーとして共に歩む」ことを、これからも大切にしていきます。
1月から2月にかけて、育児担当制保育の学びのために、ひいらの先生たちが、W保育園の0・1・2歳児クラスを見学に出かけています。わたしも昨日訪問させていただいたのですが、驚いたのは先生方の言葉かけの音量・トーン・内容すべてが丁寧で温かいものだった点です。
「ありがとう。お話しを聞いてくれて嬉しかった」
「〇〇ちゃん痛かったのね。わかるわかる」
「さすが〇〇くん。返してくれて嬉しかった。ありがとう」
共感と感謝の言葉をいっぱい受け取っている子どもたちは、とても幸せそうでした。一斉に呼びかけるような声かけは一切なく、子どもたち一人ひとりに届く声の音量でした。わかたけ保育園では「言葉を手渡す」ことを大切にされていました。
荒尾めぐみ幼稚園でも、丁寧な言葉掛けを心掛けていますが、より具体的にその音量・トーン・内容をさらに温かいものにしていきたいと願っています。
そして、神さまの愛のもとで「喜ぶ子どもと共に喜び、泣く子どもと共に泣く」園生活を作り上げていきたいと願っています。