3学期が始まりました。きりん組にとってはもう残り3ヶ月です。一日一日が何よりも充実した園生活となるようにと願っています。
昨日までは冬休みの預かり期間で、静かな登園風景だったのですが、今朝はにぎやかな登園となりました。曇りの寒空にも関わらず、「外遊びに行きたい!」というリクエストが出て、驚きました。同時に、子どもたちの持つ「遊びたい」という意欲に、<いのち>の輝きを感じました。
マコ先生の体操教室でのサッカーがよっぽど楽しかったのか、最近一緒にサッカーをよくしています。今朝も、うさぎ組のRくんがEくんとサッカーボールでパスをしていたのですが、真っ直ぐボールを蹴る姿、パスを蹴り合うというコミュニケーションが出来ている姿に、確かな「育ち」を気付かされました。
昨晩、我が家では絵本『ポレポレやまのぼり』を一緒に読みました。はりねずみくん・ぞうくん・やぎくんの三人が大きな山を登っていきます。山登りが得意なはずのやぎくんが、一番大荷物でポレポレ(スワヒリ語「ゆっくりゆっくり」)と…。力持ちのぞうくんが荷物を持ってあげたりして、三人で励まし合いながら。頂上に着いた時の喜び、そしてやぎくんの大荷物からの温かいサプライズに、ほっこりしました。
どうしても効率性や速さばかりに目がいってしまう現代社会です。けれども、目には見えない本当に大切なものは、ポレポレ一緒に歩んでいく先に見つかるのではないでしょうか。園生活や子育てにおいても…。
2021年、ポレポレ(ゆっくりゆっくり)子どもたちと歩んでいきましょう。